大豆はからだに良いハズなのに思わぬ落とし穴があった!
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江戸時代の文献に「米はその性、温なり。小麦はその性、微寒なり。大豆はその性、寒なり」と書かれています。「寒」というのは、からだを冷やす働きがあるということ。実際に大豆の組成を調べてみると、ナトリウムとカリウムの比率が1対5600からだを温める元素ナトリウムに対して、からだを冷やす元素カリウムが圧倒的に多いんです。
豆乳を飲んでいて血尿が出てきたという人が結構多いけど、大豆に含まれるカリウムが尿細管を切ってしまうことが原因です。特に妊娠中のお母さんが豆乳を飲んだり、大豆製品を食べると、お腹の中の子供が虚弱になって低体温で、血の気のない状態で弱々しく生まれてくるんです。
タンパク質が豊富なうえに低カロリーということで、豆腐や納豆、豆乳はからだにいい食品の王様のように言われているけれど、低体温の人にとっては、からだをますます冷やしてしまう悪い食品。
豆腐を食べるときは、からだを冷やす陰性の食品だと心得たうえで、湯豆腐でからだを温める薬味としょう油を一緒に食べたり、味噌汁の具にして食べるなどしましょう。陰性の食べ物でも調理法や一緒に食べる食材で、中庸にもっていく。そういう工夫をすることが大切です。
ではなぜ、同じ大豆を原料としているのに、味噌やしょう油がいいのかというと、時聞をかけて発酵・熟成させているからです。長い時聞をかけることで、カリウム元素がナトリウム元素に原子転換していくんです。
発酵させることでナトリウムが増えるのなら、納豆も同じじゃないの?
と思うかもしれないけど、今の納豆は人工の納豆菌を使って短時間で大量生産されているもの。自然の摂理からかけ離れた作り方をしているから、むしろからだに悪いんです。
お酢も、血液の流れをよくし疲労を回復してくれるといわれ、健康的なアルカリ性食品というイメージが強いようだけど、これもまたからだを冷やす極陰性の食品。千枚漬けという漬け物があるけれど、陰性のカブを極陰性の酢と極陰性の砂糖で漬けたものであり、陰性が三重になってしまっているので、低体温の人には危険な食べ物なんですよ。
広告の宣伝文句に煽られて、素直に何でも「いい」と思うのではなく、自分のからだにとってどうなのかということを考え、自覚して食べ物を摂るべきです。
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